思い出は、一生の宝物
皆さんは、これまで生きてきて印象に残っている思い出はありますか?
思い出とは、時には辛いことや苦しいことを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、思い返すとその辛いことや苦しかった思い出も今となっては良い思い出になっていることが多くありませんか?
僕もその一人です。あの頃の辛くて苦しかったことも今となっては、良い思い出ですし乗り越えたからこそ得られたことが多かったです。
なぜ、僕がそのようなことを思ったのかを自身の体験談を元にご紹介をしたいと思います。
➀最も印象に残っている思い出に関するエピソード
➁なぜ、その思い出が最も印象に残っているのか?
➂まとめ
➀最も印象に残っている思い出に関するエピソード
僕がこれまで生きてきて最も印象に残っている思い出は、介護福祉士になって1年目の頃です。
あの頃は、介護福祉士になりたてだった為、何をどうしたら良いのかわからず、また覚えることが多く毎日が大変でした。
それに加えて、同期で入職した方から「お前は仕事をするのが遅いな!」や「この仕事向いてないんじゃない?」と毎日のように言われ続ける日々でした。
僕はなぜ、同期にそんなことを言われないといけないのか疑問に思いながらも、日々の業務に負われていました。
誰にも相談が出来ずに3ヶ月が過ぎ、本当に僕は介護福祉士という仕事に向いてないのではないのかと思うようになりました。
それはなぜかと言いますと、同期の人よりも仕事が終わるのが遅かったですし、覚えるのも遅かった為、先輩方からも毎日のように注意をうけてました。
僕は精神的に追い込まれ、介護福祉士を辞めようと思い、意を決して直属の先輩に相談をしました。
すると、先輩から思いがけないことを言われました。「あなたが仕事が遅いのは、患者様の為を思って丁寧に仕事をしているからであって決して自分を責める必要はないよ。また、毎日のように注意をしているのは、あなたが成長出来るようにしている為だからそんなに心配する必要はないよ。」と言われました。
その先輩からの言葉に僕は思わず嬉しくて涙を流しました。
➁なぜ、その思い出が最も印象に残っているのか?
あの頃の僕は、同期から毎日のように罵詈雑言を言われ続けており、本当に嫌で職場に行くのも辛かったです。
同期になぜこのようなことを言われ続けられなければならないのかを疑問に思いながら仕事をしていました。
もし、その先輩に意を決して相談をしていなければ、すぐに仕事を辞職していたと思います。
また、その先輩の言葉があったからこそ、僕は今でも介護福祉士という仕事を10年も続けてられています。
仕事に辛くなったらあの頃を思い出し、また、先輩からの言葉を励みに仕事に取り組んでいます。
➂まとめ
僕が介護福祉士を今でも続けられている理由は、先輩からの叱咤激励があったからです。
あの頃はとても辛くて苦しかった思い出も今となっては、仕事を行う上での糧になっています。
今、辛くて苦しい思いをしている方々が多くいらっしゃると思います。
しかし、過ぎ去ればそれが良い思い出になっていることが多くみられます。
なので、悪い思い出も良い思い出も振り返ってみるとそれが生きる上での糧になっていたりすることがありますので、時には、振り返ってみてはいかがでしょうか?
思い出は一生の宝物です。